妄想欧州ツアー計画 #2

前回記事に続きまして、欧州旅行四方山話。

でもまだケルンを引っ張る。というのも、LIVE後のケルンの夜に浮かび上がる大聖堂という想像上の情景に肯定を覚えるのは、「あーラルクのLIVE超楽しかった! 今夜もサイコー!!」的なノリで会場の外に出て、振り向けばそこにはライトアップされた大阪城という、己の中で失われない輝きを持つ過去の記憶とシンクロするからだということに気付いたからなんですが。

あちこちの会場でラルクを見ましたが、大阪城ホールが一番好きです。SMILEもAWAKEもシアキスも城ホール行っておいて良かった、本当に良かった…つまりは2004年以降にしか行けたことがないんですけどね。どこかでhydeが語ってた気がするけど、ラルクのLIVEにはあれくらいのサイズが最適だと思うんだなー。ドームだってライヴハウスだって出来るんだろうけどさ。アリーナクラスが一番、いい空気で楽しめる感じ。

「ただいま〜(※アクセント注意)」になって、ゆるい大阪MCが入るのも大好きです。なんばウォークだの梅田エストだの、ちょい古めな地元ネタもね…。yukihiro先生はもちろんそれには混ざりませんが、なかなかに意外な展開が起こりがちなのも一興。「ふゅーじょん」の衝撃だの、デイブレ間違えたhydeと目が合って笑ってあげただの…。

アリーナは代々木か横アリ、玉アリしか行ったことないという関東組の方には是非一度、城ホールにも遠征して頂きたいなぁと思ってみたり。アリーナの座席が広いので、城ホールでアリーナが当たると余計嬉しいですよ! って、次のラルク@城ホールがいつなのかは知りませんけれど。(笑)

…脱線した話がさらに脱線してるではないか。えと、ケルン。はもういいから、ケルンから少しばかりライン川を北上したところにある街、デュッセルドルフ。ここは携帯電話会社が進出してるおかげかなんかで日本企業の進出も盛ん、周辺で暮らす日本人も多いとか。はい、それを聞きつけて、評判のラーメン屋にラーメン食べに行ったのは私ですすいません。

私はドイツ旅行の話をしています、本当です。行列に並んでいたのも、メニューを渡してくれたのも、注文した自分も日本人が日本語で、ここどこだろうという気分になりました。ちらほらドイツ人のお客さんもいたけど、95%の日本率でなんたるワンダーランド、いやヴンダーラント。

ちなみにデュッセルドルフでは、アルトビアというやや甘みのある濃い色をした地ビールが有名なのですが、ここではカールスベアしかなかったですよ。まぁ食事にはいいかと飲んだけど。そしてアルトの写真は撮り損ねてました…(後程ライン川沿いのカフェで飲んだ)

かなり綺麗な街でしたよ、デュッセルドルフ。撮ってないけど、日本人がやっている日本の本売ってる書店もあったなぁ(現地価格はたっかいですヨ・涙)。日本食材も大きな店であれこれ売っていたのでついつい買ってしまった。そうそう、「KISS」の欧州版が店頭で売られているのも見かけました。文房具屋さんみたいなノリのお店だったんだけど、何故か一角にJ-ROCK(この言葉使っていいんだよね!?)コーナーがあり。

ラルクのパリでの勝利》には、フランスの日本ブームと相まって、というのも大きかったそうだけど、多分それはヨーロッパの他の国でもあり得るムーヴメントなんだろうなと。デュッセルドルフやケルンの周辺に暮らすドイツの若者は現代の日本文化に触れる機会が多々あり、それはつまりJ-ROCKに触れる機会も多くあったってことで、そんな中からラルクを好きだと思ってあれこれ聞いて、すっかりハマってしまうFanが出てくるというのはえらいもんですよ。

そんな海外Fanだけでなく、ラルクをそこそこ知ってるレベルの日本人でも近場でLIVEって機会あれば行きたくなってたんじゃないかなぁ。日本産のバンドに外国人含めたオーディエンスが多数熱狂してる様は、海外在住者にとって普通に誇らしく感じられると思うんだ…。だからケルンは本当、寄港地として決して悪くはない候補だったと思うのです。よ。

おまけ、ケルンとデュッセルドルフの間、レバークーゼンの駅を車窓より。この日はブンデスリーガの試合があったようで、いやードイツだわーってな風景でした。LIVE帰りのJR笠寺駅(限定か)思い出したとか言ってはいけない

…などと、さんざんケルン擁護のような記事を書いてきましたが、実は私、もしもドイツにラルクが来るんならベルリン熱烈希望なのです。(笑) あ、ベルリンが東京っていうのはOKね<ドキュメント。

……続きます。続きはこちら