妄想欧州ツアー計画 #5

ラルカー的ベルリン旅行記の続き、もう3記事目ですよ。L'7ドキュメントDVD? なんですかそれ?←

テレビ塔の《光の十字架》のエピソードは行った後に知ったので、見られなかったわーと思っていたのですが…よくよく写真漁ってたら、コルホフビルの展望台から撮ってましたよ! GJ過去の自分! 塔の左がベルリン大聖堂、さすがに大きいですね。ちなみにこういう高い展望台の上ではBGM「SHINE」もいけます。爽快です。

さて、地上に戻って。博物館島のアート&ノスタルジー・マーケットと呼ばれる蚤の市。旧共産圏のミリタリーグッズが多いのがベルリンの特徴だそうな。

DDRことドイツ民主共和国東ドイツの腕章や勲章、軍帽が最早今では叩き売りされる商品なのかと思うと、チェックポイントチャーリーの《軍人さん》の姿と同じく、ある意味においての西側世界、資本主義社会の業の深さを感じもしますね。

…なんてことは、後でしみじみ写真を眺めながら思い返してみたことであって、露店冷やかしつつ歩いていた当時は

ガスマスク! YUKI P'UNK――!!*1 などと浮かれていた辺り、(己を含めて)日本は平和だなぁとつくづく。いいよ、ガスマスクで思い浮かぶものが、プロミュージシャンのやってる真剣なお遊びバンドの姿でさ…。

DDRミュージアムにある伝説の東ドイツ車、トラバント。愛称トラービィ。なにが伝説って辺りは例によってWikipedia記事参照ですよ! これはさすがに「Driver's high」とはいかないか。

信号機のキャラクター、アンペルマン。旧東独地域では今でも現役で活躍しています。各種グッズ化もされていて、なんとベルリンには専門ショップまであったり。まさに、かわいいは正義

DDRミュージアムのアスリートコーナーより、カタリナ・ヴィット様*2。思えばカルガリー冬季五輪でヴィット様とみどりちゃんに魅了されたのが、フィギュアスケートFan人生の始まりでした(それから早●年、ひたすらヌルFanのままですが)。ヴィット様についてはいずれ別記事で語りたいなぁ。うんだから、カルメンには有名曲とは言え勝手な思い入れがありまくるんだけど、美姫カルメンはもちろん合格でしたよぅ!(何を偉そうに)

博物館島の中でも最大の目玉、ペルガモン博物館。古代ギリシアのペルガモン*3で発掘された紀元前の「ゼウスの祭壇」が、屋内展示で再建されているのです。神殿ですよ、ええ、神殿。どうですかこの「...with Dune!」まで出来てしまうラルヲタ親切設計の街・ベルリン。(真顔)

写真は撮れなかったけど、青色が鮮やかなバビロニアの「イシュタール門」と「行列通り」の方が圧巻でしたね。謎に包まれた古代の世界へTIME SLIPも可能なベルリン、恐るべし。

こちらバロック式のドームが美しいボーデ博物館は、「地球の歩き方」では見所の星ひとつも付けられていませんが(涙)、彫像中心の宗教美術の展示が多くて個人的にはとても楽しかったです。ここはラルクというよりはむしろ、HYDEの「FAITH」が似合う感じかな*4

ムゼウムインゼルを離れ、ユダヤ博物館。傷跡のように外壁を走る窓、迷宮のような構造の館内と、建物だけでもインパクトの強い博物館です。なんというかこう、凄惨な展示があるのかと思っていたらそんなことはなく、むしろこちらの想像力に訴えかけることを目的に作られたのかなという印象でした。

ブランデンブルク門ティーガルテンの近く、ユダヤ人犠牲者記念館の迷路。虐殺されたユダヤ人に捧げられた記念碑だそうで、このブロックの迷路の中を歩いていても、なんとも神妙な気持ちになります。

逆方向より石の迷路をもう一枚。逆光でよく街並はわからなくなってますが…。

で…まだベルリン話を続けると言うのか! 既に欧州ツアー妄想ですらなくなってきてます、なんやそらー。でも本当、ラルクとベルリンは相性いいと思うのですよ。撮り下ろしベルリン写真集だって出たら買っちゃうから、公演の折にはぜひお願いします(先走りすぎ)

はい、続きはこちら

*1:SMILE TOURの頃

*2:中央の写真…当たり前か

*3:現トルコ、ベルガマ

*4:HYDEISTですがなにか