吸血鬼は虹の夢を見るか?

気付けばもうvs人造人間の日ではないですか!!!! どうぞ逝ってきて下さいませ皆々様!!!! 川崎のスペシャルなあれこれはスペシャルだけにそこまでネタバレ気にしてもないんですが、セトリは知りたくないなというジレンマでレポを探しに行く気に今いちなれず…アルバムもDLしてしまった現在では、ますますセトリ知りたくない…。

ま、来月の月刊妖婦でも買うかということで。今月号にはさすがに載らないよね??

さてさてアルバム「VAMPS」、ネタバレにならない(であろう)範囲で思った繰言です。

最後の「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」に集約されているように、これはHYDEの長年のフェイバリット、モトリー・クルー(参考:Wikipedia記事)辺りの《Sex & Drug & Rock n' Roll》に対するHYDEなりのカウンターというか、アンチテーゼというか…なんか否定的に聞こえていやだな、オマージュと言えばいいのかな? そんな想いの詰まったアルバムなんだろうなと思いましたよ。

「高校時代にやりたかったバンドをやっている感じ」

どこかでVAMPSのことをそんな風に語っていたHYDE。ずっとずっと昔から、ラルクを始める前から、遠い国の音楽に憧れていた10代の若者であった頃からの夢をようやく形にすることが出来たんだろうな、と思うと、なんだか(そりゃもーう勝手に)感無量です。

モトリー・クルーが好きで、音楽を始めて(これもどこかで言っていた)、大阪でバンドを組んで、メジャーデビューして、不可能を可能にするため売れることを目指して(L'7ドキュメントDVDね)、バンドを続けて。気付けばそのバンドは初期に思い描いていたような形とは全然違うものになっていて、もちろんそれはそれで素晴らしい、とても大きな《みんなの夢》を背負う存在。

でも、昔の夢は夢に変わりはなくて。それを実現させ得る機会も、手段も、片翼も、彼が自身の力で獲得したもの。だから今、ラルクを休むことは必然、そしてここでVAMPSの形でソロを展開することも必然だったんだろうなと。

……うまくまとまらない部分を端折ったら、よく判らなくなってしまった気もしてすみません。ま、ただのいちFanの勝手な解釈ですのでー!(書き逃げ)