REALパリ紀行・hyde編 #2

セーヌ川南岸(フランス学士院)

  • hyde屋外・後半


前半に続きまして。むしろこっちのがアクセス難しい場所かな…最寄りと言い切れるメトロ駅がなーい!

いえ、hyde屋外前半のロワイヤル橋辺りからや、また4人スポットのノートルダム大聖堂からも歩けるんですけど。言い換えれば、どこかから足を延ばさないと辿り着けない場所という。

メトロ的にもあちこちの駅から行きやすい分、最寄り駅がなくなっちゃってる状態? hyde様の試練と思って、巡礼の道を歩いてみせましょうとも。

東に向かって、セーヌ川上流方向へ歩き出しました。We'll say goodbye, lost Heaven. …でなくて、グッバイ、ロワイヤル橋とフローラのパビリオン。

ロワイヤル橋の一本上流にあたるこの橋の名前は、カルーゼル橋(Pont du Carrousel)。

橋の上にはおフランスな感じの石像があったり。特にこの辺りのパリ市内中心部、セーヌ川に架かる橋はそれぞれにデザイン違ってお洒落で、見比べながら歩いているだけでも楽しいです。

街灯も川沿いの建物も素敵ったら。hyde様もこんな景色を見ながら歩かれたのかしらー?(撮影時は車移動だったろうよ)

続いての橋は、芸術橋ことポン・デザール(Pont des Arts)。黒い金属製アーチのすっきりしたデザインです。

橋の上から下流の風景を眺めてみる。フローラのパビリオンはまだまだ見えます、というか、ルーヴル宮殿自体は対岸のセーヌ川右岸に、この三本の橋の分ずっと続いているんですね。

この芸術橋、ポン・デザールを左岸側に渡ったすぐがフランス学士院になります。という訳でちょっと視点を戻して、西からのアプローチで見えてくる建物の姿を。

右に見える白い石像さんがどなただったかはチェックし忘れました。多分、フランスの偉い学者さんでしょう(んな投げやりな!)。

ここの住所はパリ6区、そのまんま「学士院広場」とでもいったところでしょうか。

そうそう、これだよこれ、「ア・パリ」hyde屋外シリーズ後半の建物! hyde編は5枚目からここ、フランス学士院での撮影なんだろうとは思うんですが、5枚目のあのアップぶりではさすがに位置は判りませんでした…。

中央の幅の広い階段を上がり、6枚目、顎をくっともたげたショットの撮影位置を模してみたつもり。奥に写っている黄色い箱は郵便受けなんですが、「ア・パリ」ではhydeで隠れてる感じですね。

は、hyde様のお踏みになられていた階段ですよぅ…!

あの時のhydeは、こんな景色を見ていた筈だ。セーヌ川沿いの通りと右にポン・デザール、対岸に続くルーヴル宮殿

6枚目、手前の柱に見える▲は何なんだろうと思っていたんですが

本当に▲な印というか、模様が付いていたんですよね。機能は不明…。

で、7枚目の位置が現地に立ってもこれまた謎でした。というのもフランス学士院は、正面から見るとこんな感じで

中央の扉の左右に4本ずつ柱があり、その横に小さな窓がありますよね。ここの窓部分なのかな、と思って近寄ってみたのですが…

どうにも7枚目とは、窓の形が微妙に違うような??

近寄ってそれっぽく撮ってみた、これが限界。あの左右の広がりが出せない…。もしかしてこの上段の窓じゃなく、さらに左右に広がっている、地面と同じ高さにある窓ズのどれかだったのかなぁ〜(悩)

8枚目は間違いなく、中央の大きな扉の前でしょう。

扉の前に立ち、正面やや左な視線の先には中央に人通りの多いポン・デザール、奥にはもちろんのルーヴル。半開きの口が呟くのは、やはり「ルーヴル美術館行きたい…」だったのではと勝手に予想。

9枚目、歩くhydeの背景的な感じで一枚。あの時のhydeはうつむき加減でしたが、視界はきっとこんな感じだったことでしょう。

学士院前の広場と道路と街灯。セーヌ川沿いのこの辺りにはパリ名物のブキニスト、古本やポスター、絵葉書を売る露店が出ていたりもしまして、バスの前に見えているのもそんなお店です。

「ア・パリ」にも写っていた印象的な形の窓と、フランス国旗の掲げられた、入口というか通用口?

逆光気味だけど、一番建物が格好良く撮れたと思う一枚。屋外での写真撮影のポイントって結局は光線の具合、ぶっちゃけ天気のような気がしてならない…青空バンザイ。

逆方向、東側からフランス学士院。まぁ左右対称なんで、西からの写真とあんまりは変わらないんですけれどね。

そんなこんなで、ここは人気が少なかったのをいいことに散々写真を撮り倒してしまいましたが、せっかくだからもう少し、学士院を離れて川沿いを東に、上流へと進んでみましょうか。

セーヌ川に架かる次の大きな橋は、新橋こと*1ポン・ヌフ(Pont Neuf)です。シテ島の西端をかすめてセーヌ川の両岸を結ぶ、パリの現存最古の橋だそうで。アンリ3世時代の建設で、竣工は1607年。てことは2008年で、完成401年だったのか…!

人や車の行き交う、幅の広いポン・ヌフ。

右岸に立ち、ライトアップされていたポン・ヌフの夜景を撮ったもの。方向は東。建物群はご存知、セーヌ川中州のシテ島です。

同様の位置から西を向き、セーヌ川を挟んだ左岸を。右端の建物がフランス学士院ですね。全部は入っていないけど。

左岸に戻り、シテ島を眺めながらさらに東へ。サン・ミッシェル橋(Pont St-Michel)まで来ると、懐かしの(?)ノートルダム大聖堂が遠くに見えてきますよ。

ひっそりと架かる石造りの小さな橋、プティ・ポン(Petit-Pont)。ここを渡ってシテ島に行けば、ただいま、ノートルダム大聖堂


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基本編(INDEX)

*1:意味は「新しい橋」なんですよね