REALパリ紀行・yukihiro編 #1

カルチェ・ラタン(Rue de Lanneau、STUDIO RAMSES、Passage du Clos-Bruneau)


再び市内中心部、セーヌ川周辺に戻ってきました。とはいえ左岸のカルチェ・ラタンは坂になっていてなかなか川は見えなかったり、学生街だったりもする地区ですので、シテ島辺りとは随分雰囲気が違います。

前半のyukihiro撮影ポイント最寄りとなる10番線「Maubert Mutualite(モベール・ミュチュアリテ)」から、地図を確認しつつ行ってみましょー。

1234!! …って出口は3つです。

パンテオン方面の3番出口を目指してギョウ!

地上に上がって、外へと出ました。まずはちょっとだけ西へ進みます。

とりあえずパンテオンの丸屋根が見えていれば、方向的に間違いないという目印。万神殿ことパンテオンは遠景にでしたが、「REAL」ジャケットのガーゴイルの背景に写っていましたね。

パリ5区。南北方向に走る《Rue Jean de Beauvais》を南に歩いて行けば、最初の目的地に辿り着ける筈。

道の途中、階段になっている横の壁にこんなシマウマまでおりました。やっぱり好きだろうパリっ子、壁に動物や人物の絵を描くの…。

入口に派手な天使の画のある教会*1

この教会のある9番地まで来たら、見覚えのある扉が視界に入ってきます。

はい、11番地がSTUDIO RAMSES。ちなみに今回は「ア・パリ」での並び順ではなく、駅から近い順に紹介していこうコースですので悪しからず。

「ア・パリ」yukihiro編7枚目、扉の前で佇むショット・yukiなしで(当たり前だってば)。白いパイプに貼られていた青と黄色のシールがまだ残っているような。

これ、もちろん自分でここに立ってみることが出来る訳なんで、なんていうか大体yukihiro先生の身長が判ってしまいます…写真での頭の位置があの辺なんだから、自分±何センチくらいだろうなーって。

人待ち顔っぽいyukihiro視界は、半行き止まりになってる通りと階段、細い街路樹の幹。

足元。後で「ア・パリ」見返したら、踏まれていた位置と少し違ったような…くっっ。

STUDIO RAMSES表札。何のスタジオなのかは知りませんがここ、普通に使われているらしく、午後の時間にうきゃうきゃ撮影してたら何度か扉が開いて人の出入りがあった……幸い、誰にも何も聞かれなかったけど。

逆方向から扉を。

上部の透かし模様はこんなのです。

撮影場所、階段を上った所から見るとこんな感じになっています。右側の白い雨どいと扉は判りますでしょうか。カメラマン氏は街路樹の所に立っていたんだろうと。

上ったところには、こんな石像もいらっしゃる。

今度はさっきまでとは直交する東西方向の通り、《Rue des Ecoles》を東へ1ブロック。パンテオンのまた見えてくる、《Rue des Carmes》との交差点まで進みましょう。

《Rue des Carmes》をパンテオン方面に向かって歩くと、左手に行き止まり表示の標識が見えてきます。ここが第二の目的地、

《Passage du Clos-Bruneau》となります。8-13枚目はここでの撮影なんじゃないかと…多分。

行き止まりはそびえ立つ壁(左側に通路は開いてるけれど)。yukihiro編に写っていたような街灯が!

ここも13番地のようです、わぁい♪

11枚目や12枚目っぽく。なんできっちり合わせて写真撮らないのって、だってここ、だってここ、この時…二羽のハトがいなかったどころではなく……!

思いっきり車とバイクと駐車されてるんですけど。(汗) ああもうこれ、完璧に右隣の「MANGA CAFE」の客だよもう。ええいせっかく撮りに来たというに!!

10枚目構図を意識したんですが…もちろん、車をどかすのなんて無理…。

あと、その…せっかくだからyukihiro先生と同じ位置にしゃがんでみようとか思っていたんですけど、ここ……普通に路面が汚くていや……(涙) どんなドSぶりな試練ですか、先生。

11枚目、12枚目の位置に立つと視界はこんな感じ。思いっきり漫画喫茶の看板です。人が出てきたりもするし! だからうつむいたアングルだったのか…な……。ああでも、「L'heure」はラルクのナンバーですね♪*2

もう何も言えない「MANGA CAFE」。中は若者で賑わっておりました。5月のLe Zenithにいた人もいたかしらん。

気を取り直して《Rue des Carmes》に戻り、次の撮影地を目指すことにしましょう。左手に見えるこんな小さな教会*3を通り過ぎながら歩きます。

パンテオンが近づいてきました(行かないけど)…さあ、次の場所はどこだ…?

なんて思いながら歩いていたら、えらくあっさり右手にありましたよ、あの円柱の並ぶ通り。薄暗いミステリアスな雰囲気! と思っていたけれど、小学生の帰り道でもOKなような感じですな。

とうちゃーく、《Rue de Lanneau》。

とりあえず逆側の端まで歩いてみる。通り抜け通路って感じなんですかね。

逆の端近くから振り向いて、「ア・パリ」yukihiro編1枚目な構図で。明るめに撮ってみましたよ。で、一番手前の円柱が、yukihiro先生の腰掛けられていたものだと思うのです、が…

なんかこれまた、よりによってこの円柱だけえらく汚いよ?? あんま座りたい感じじゃないよ!? でも、どう見比べても該当するのはやっぱりこの円柱…ドS試練再び…! 意を決して座りましたよ、ええもう。(涙)

yukihiro視界は通りの向かいと突き当たり。

先生のお踏みになられていた路面でございますとも。

3枚目の背景的構図で。右に写っているyukihiro頭上のランプ、中がどうなっているんだろうと思っていたら

めっちゃ電球こけてませんか。これは用をなすんだろうか…。

ちなみにここの中のお店は、パブか何かのようでした。人の声が聞こえてくるし、いきなりおじさんがパイプを吸いに外に現れたり。慌てて通りやその辺の風景を撮っている、単なる観光客の振り…!*4

4、5枚目はパス。通りを来た方向へ戻りながら、6枚目的なショットをぱちり。夕方の帰宅時間にかぶったのか、それなりに人通りはありましたが、基本、皆様通り過ぎて行くばかりなので気にしない。

でもここのパブといいさっきの漫画喫茶といいスタジオといい、もしかしたらこの辺りのyukihiroスポットは、早朝にでも巡る方が良いのかもしれません。普通に使われている建物や通りは、日中は人の出入りや移動があるよねって。

メトロの駅へと戻る道の途中で、ふと視界に飛び込んできたノートルダム大聖堂の尖塔。直線距離で言えば近い筈なんですけど、でも、この辺りはかなり場の空気が違ったなぁと。同じくシテ島近くの【hyde編】は、大聖堂周辺と似た雰囲気だったのにね。


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基本編(INDEX)

*1:名称不明。「歩き方」にも教会マークしかないし

*2:現実逃避を始めました

*3:同じく、地図に表示はあるものの名称不明

*4:事実、単なる観光客ですやん。撮影目的がアレなだけで